Honeymoon is Over...



2004/01/10

2004年が明けてまもなく、当サイトの掲示板「Shut The Fuck Up」に、
Tracii Guns本人からの、メッセージが寄せられる。

 [49] WE ARE COMING SOON
 投稿者:Tracii Guns
 投稿日:2004/01/10(Sat) 19:02

 Hello JAPAN!!!!!!!!!!
 Cant wait too visit and play with my brothers in the Brides...

 Love, Tracii
 http://www.traciiguns.net


2004/01/11
Traciiからのメッセージに応答した、ファンの皆様の書込みを見たTracii、
再度、掲示板を訪れ、メッセージを寄せる。

 [60] 無題
 投稿者:Tracii Guns
 投稿日:2004/01/11(Sun) 05:28

 IT HAS BEEN A VERY LONG TIME SINCE I HAVE BEEN THERE.
 What is different? what has stayed the same?
 How is Mr UDO? How are all of you?

 Love, Tracii
 http://www.traciiguns.net

(*上記の2件は、原文よりコピー&ペーストしたものです。
 ちなみに、後日の来日時に確認しましたが、
 間違いなく本人様から直接書き込んでいただいたもので、
 Traciiは「Japanese BRIDES Website」として、
 「お気に入り」登録していたそうな、アリガトTracii!)


2004/01/28
デビューアルバム「HERE COME THE BRIDES」(*以下「HCTB」)は、
昨年12/25の発売以降、日本国内で好調なセールスを記録。
Tracii Gunsによると「最初の1週間で 12000枚は売れた」そう...

このセールス状況に気を良くしてか、
この時点で、バンドは早くも2ndアルバムの制作に着手、
Nikkiは「BRIDESの次作は、2枚組みでのリリースを狙っている」と語る。
また、Nikkiは「ここ半年はBRIDESに集中する」との発言も残しており、
早めの2ndアルバムの制作と、以下の言葉によりTourの実施も表明する。

「オレはTourでバージンを失うのが待ちきれないぜ、
どんな花嫁も、結婚の前(*アメリカでのアルバム発売前)には、
GOODなFUCKが必要なのさ」
(*と、相変わらず花嫁比喩が好きなNikki(笑))

さらに、Nikkiは、BRIDESの活動に集中したあとの2年間は、
いよいよ MOTLEY CRUEの終焉活動にシフトする計画ではあるものの、
この時点では、オリジナル4での活動再開に際しては、
なかなかては一筋縄では行かなかった模様で、
「ホント、MOTLEYはつくづく機能障害なバンドだと思ったよ」とも語っている。


2004/02/04
Nikki 、アメリカでのBRIDESの1stアルバム発売(3/9)に合わせ、
TV番組「Jimmy kimmel show」に出演し、スタジオLiveを行うことを表明。
また、3/10にはLAのサンセットにあるタワーレコードで、
インストア・イベントも行われるとの情報が出回る。

Traciiは、バンドはアルバム発売後の8ヶ月の間で、TOURを行うことを検討しており、
「いくつかのfucking killer bandと共に、
 (マーケティング的に)重要な場所を周るものになるだろう」と発言。

その他、シングル"Shut The Fuck Up"のビデオ撮影が02/09に行われること、
さらに、02/23からバンドは再びリハーサルを開始することも発表される。


2004/01/20
Traciiの38歳のバースディ・パーティが開かれる
パーティにはNikkiも出席し、
セッション大会では、友人のGilby Clark(元GN'R)も登場し盛り上がる。
(*Traciiは1966年1月20日生まれ)


2004/02/05
TVK:TV神奈川で(当時)毎週火曜深夜に放映中の
ROCK情報番組「ROCK CITY」にて、「B.O.D Special」と題した特集が組まれる
これが、日本の映像メディアでは初の露出となった
(*インタビュー映像ではあるものの、話してるのはNikki&Traciiで、
 Londonは2人の間に座っててずっと無言、
 Scotにいたっては、画面から見事に切れている状態ではあった...)


2004/02/08
日本盤「HCTB」に続きリリースされるアメリカ盤(「Sanctuary」から発売)は、
日本盤と比べAUDIO収録曲は変わらないものの、
映像コンテンツを収録した、エンハンスド仕様となることが決定する。

また、「Mayan(Sanctuary傘下レーベル)」から発売のUK盤については、
初回プレスのみ、リミテッド・エディション(限定盤)でのリリースが決定。
(*ただし、この時点では詳しい内容解明には至らず)


2004/02/09
1stビデオクリップ "Shut The Fuck Up"の、
スタジオ撮影が行われる(監督はPaul Brown)

また前回のNEWSで触れた、Traciiが言うところの「fucking killer band」は、
Traciiによると、こちらはKISS、SLIPKNOT、AC/DC、AEROSMITHだそうで、
(この時点では)かなり具体化した話ではあった模様...


2004/02/14
BRIDESのオフィシャルサイトにて、
"Shut the Fuck Up"のビデオクリップ写真が公開される。
(*リハーサル時の写真で見られる"不思議ちゃん"の雰囲気から、
 ロックスターへとガラリとイメージを変えたLondonに、ファンは衝撃/騒然となる)


2004/02/19
海外雑誌「GUITAR WORLD」に、NikkiとTraciiが2ショットで登場。

BRIDES初のオフィシャル・グッズとしてスケボーの板(Skate Deck)発売!
また、近日中にオフィシャル-Tシャツなども続々発売!と発表される

アメリカでの「HCTB」発売(3/9)に伴うプロモ活動が発表される
・2/20 Nikkiは2/20以降、
 全米のラジオ局10局においてプロモ・インタビュー出演
・3/06 NikkiとTracii、MTV-2の番組「Headbangers Ball」にVJで出演
・3/08 U.SのTV番組「Tonight Show with Jay Leno」にて、
 BRIDESのLive演奏TV初披露
・3/09 L.Aのサンセットにあるタワーレコードにて、
 BRIDESのインストアLive敢行!、終了後はサイン会も実施
・3/15 U.SのTV番組「The Late Late Show with Craig Kilborn」にて、
 BRIDESのLive演奏披露

アメリカで「HCTB」の発売告知TVスポットがMTVでオンアエ開始される

シングル"Shut The Fuck Up"のPV撮影時の写真がTraciiのサイトで公開される


2004/02/29
Nikki、BRIDESの1stツアーへのオファーとして、
KISSと共に全米を回るツアーの話が来ていることを公表する...
が、もう1バンドがPOISONであり、「POISONと一緒ならやらない」とゴネる(笑)

Traciiは、「Doc McGheeから、打診されたんだけど
NikkiがPOISONと一緒じゃイヤだって言うんだよぉ〜」と呆れる(笑)
(*Docは、現在のKISSのマネージャーであり、
 かってはMOTLEY CRUEのマネージャーを務めていた人物)

また、バンドはすでに2nd用の曲を大量にストックしてあるそうで、
Traciiは、「2枚組はおろか、3枚組だってスグにいけるぜ!」とも発言する


2004/03/04
BRIDESのオフィシャルサイトにて、
"Shut the Fuck Up"のビデオクリップが公開される
(*mov形式にて、ダウンロード配布された)


2004/03/08
アメリカでの1stアルバム「HCTB」発売に合わせ、
3/8にアメリカのTV番組「Jay Lenoショウ」に出演、
"Shut The Fuck Up"をプレイする
(*サビの「Shut The Fuck Up!」は、放送禁止用語が含まれているため
 「Shut The ahh ahh〜」と、Londonは苦し紛れに誤魔化して歌っていた(笑)


2004/03/09
3/9のアルバム発売日、Sunset Boulevard のタワーレコードで、
BRIDESはインストアLiveを敢行、演奏された曲は次のとおり

01. Shut The Fuck Up
02. Natural Born Killer
03. Brace Yourself
04. Life
05. I Don't Care
(*このころからLondonのモミアゲにTattooが彫られる
 また、この日のLiveでNikkiは、6弦ベースを使用していた)

また、KISSのサポートとしての全米ツアー話は、結局見送りとなり、
4月からBRIDESをヘッドライナーとするUSツアー開始を決定。
同時に、METALLICAがヘッドライナーをつとめる6月のイギリスでのフェスティバル、
「DOWNLOAD FESTIVAL」への出演も発表される


2004/03/12
「HCTB」のUK盤(リミテッド仕様)の詳細判明
・Slipケース(紙のハコ、図柄はジャケと同じ)の中に、
 CD(通常のプラケース)が入っている
・ミニポスターが封入されている
 (表が国内盤特典と同じグループショット、裏がジャケ画)
・エンハンスドCD仕様である(ビデオ収録)

ビデオはUS盤と同じく約13分にわたるインタビューのビデオ
内容的には、たいした事は喋らずとも
(「バンド結成のきっかけは〜」みたいな既出ネタ)
映像的には、リハの模様や、Nikkiの57'Chevyが走ってるとこなど
それなりに面白い画像がランダムに出現する内容となっていた


2004/03/14
Tracii、USツアーに出る前に2nd-PV(できれば3rdも)を制作する予定と発言、
また、USツアーではいくつかのショウを録画して、
そこに初期のリハ映像等も加え、「夏の終わりにはDVDを出す」と構想を語る


2004/03/15
精力的にプロモーション活動を続けるBRIDESの面々...
3/15に「The Late Late Show with Craig Kilborn」に出演し、 "I Don't Care"をプレイ
(*この日のLondonの衣装は、黒のレザージャケット&赤いパンツに白いブーツ)


2004/03/19
USツアーは4月30日スタートに決定。
また、約4週間にわたり北米をヘッドラインで周ったあと、
フェスティバル出演のため、ヨーロッパに行くことも発表される。



2004/03/20
03/09にアメリカで発売されたデビュー1stアルバム「HCTB」は、
Billboardの総合チャート TOP200にて初登場92位
(Top Internet Albumsでは初登場12位)を記録。
ちなみに売上枚数は最初の1週間で13,694枚であった。

また、同日3/20にオンエアされた「Dennis Miller Show」にはNikkiが出演、
MTV's Headbangers BallにはNikkiとLondonが出演、
さらに、3/23にはRockline radio showにNikkiとTraciiがそれぞれ出演するなど、
精力的にプロモーション活動を続ける。


2004/03/25
4月30日スタートのUSツアー、
ツアータイトルは、「Honeymoon From Hell Tour」と命名される


2004/03/26
この頃より、"Shut the Fuck Up"のプロモーションビデオが
日本の音楽番組でもオンエアされるようになる。
(*確認できている範囲での初回放送は、スカパーch272の「PARTY DUDE」)



2004/03/26
6月のヨーロッパでのスケジュールは、
「DOWNLOAD FESTIVAL(ドニントン)」に続き、
スェーデンで行われるフェス「Metaltown Festival」にも出演が決定。
このフェスティバルのトリはアリス・クーパー


2004/04/02
USツアー"Honeymoon From Hell Tour"、サポートアクトがAMENに決定する。


2004/04/03
BRIDES OF DESTRUCTIONの初来日公演が決定!
「SUMMER SONIC 2004」
(8/7 幕張メッセ、8/8 大阪 INTEX OSAKA )


2004/04/02
"Honeymoon From Hell Tour" のサポートアクト、
AMENにプラスして、LIVING THINGSも追加となる

Nikkiは「(ツアーで)ウェディングドレスのオマエ等が見たいぜ!」と、
どこまでも花嫁ネタにこだわる発言を残す(笑)


2004/04/26
ヨーロッパでの、5-6月のツアースケジュール、
各地で行われるフェスティバルへの出演に加えて、
Alice Cooperのサポートとしての、ドイツ公演のスケジュールも発表される


2004/04/27
USツアー開始を前に、オフィシャルサイトにてTシャツなど
多種類のマーチャンダイズが発売される.
この時期に登場したBRIDESのバンド・ロゴ「Batwing Band Logo」が、
以後、ツアーでのバックドロップを飾ることになる


2004/05/01
初のUSツアー "Honeymoon From Hell Tour"、
04/30 New Yorkの「Northern Lights」よりスタート!
(サポートアクトは、既報どおり、AMENとLIVING THINGS)

初日のセットリストは以下のとおり...

(Opening Intro: "Diary Of a Madman" OZZY OSBOURNE)
01: Shout The Fuck Up
02: Natural Born Killer
03: Brace Yourself
04: Two Times Dead
05: I Got A Gun
06: Life
07: Revolution
08: I Don't Care
--------------------
09: One More Reason (L.A. GUNS)
10: Never Enough (L.A. GUNS)
11: Rip And Tear (L.A. GUNS)
--------------------
12: Bastard (MOTLEY CRUE)
13: Piece Of Your Action (MOTLEY CRUE)
14: Looks That Kill (MOTLEY CRUE)
15: Shout At The Devil (MOTLEY CRUE)


2004/05/06
ニューヨークの老舗ライブハウス「CBGB」に出演
Nikkiは「ここでプレイするのが念願だった」と、後日のNikki日記にて語る
当日、バンドは全員、レザーの衣装でキメて登場!
(*また、この頃からセットリストに"Live Wire"が加わる)
写真→ コチラ


2004/05/19
順調にツアーをこなしていたものの、
5/19 Minnesota公演にて、Londonの声が出なくなるというトラブルに見まわれる!...
Nikki、すかさずVinceに電話し、
ツアー中に同じようなことになった場合の誤魔化し方を伝授してもらう...
お陰で無事Londonはステージに上がったそう(*マジ話だそうです(笑))


2004/05/21
1stアルバム「HCTB」、アメリカにて、
より音質を向上させた、DVD-Audio版 にてリ・リリースされる
(5.1chサラウンド+インタビュービデオ収録)


2004/05/24
「SUMMER SONIC 2004」での来日公演のタイムスケジュール発表。
当初は14時頃の出番が予定されていたものの、
ステージ増、その他もろもろの理由により、
この時点で、ROCK STAGE(インドア)のトリに移動となる(出番は19時半ごろ)

が、トリということで演奏枠は90分用意されていたものの、
バンド側は...「90分も演奏できねーよ」と、ヤル気のない言葉を仰る(笑)
(*USツアーの基本セットリストは80分弱だった)


2004/05/30
国内の(一般的な)コレクターズビデオ流通にて、
BRIDES初のコレクターズLive映像が出回る、
タイトル/公演地は「5/3 Baltimore, MD - Thunderdome」。


2004/07/05
日本のHR/HM専門誌BURRN!、7/5発売号(8月号)にて、
BRIDESのミニ・ポスターが封入される。
写真は"S.T.F.U."の撮影現場で撮られたもの


2004/07/16
「SUMMER SONIC 2004」、BRIDESがトリ予定だったROCK STAGEに、
日本のロックグループ「B'Z」のギタリストのプロジェクト TMGが出演決定。
これにより、BRIDESはトリ前のポジションに変更となる(出番は18:10-19:10)


2004/07/17
6月末でフェス出演を中心とするヨーロッパツアー終了。
ちなみに、Alice Cooperのサポートでのセットリスト(約30分)はこんな感じ
01. S.T.F.U.
02. Brace Yourself
03. 2X Dead
04. I don't care
05. Never Enough
06. Live Wire
07. Shout at The Devil


2004/07/30
「SUMMER SONIC 2004」、BRIDESのサイン会の実施が発表される。
(東/阪の両会場にて実施、
 整理券無し、30人限定、サインはサマソ会場販売グッズのみ)


2004/08/01
オフィシャルグッズとして、
BRIDESのバンド・ロゴが刻印されたiPod(20GBモデル)が発売される
このiPodには、U.S.tourの映像(mpeg4)が、あらかじめインサートされていた


2004/08/05
「SUMMER SONIC 2004」へ出演のため、
BRIDESご一行は、08/05(木)の15:55着UA#891便にてLAより到着、
今回来日は、スタッフ4名を合わせ総勢8名での来日。
(*この8人以外に、Traciiの彼女クリスティンが一緒に来日)

Nikkiは、MOTLEY CRUEの2000年ツアー以来約3年半ぶりの日本となったが、
Traciiに至っては、L.A. GUNSの"HOLLYWOOD VAMPIRE"ツアー以来の来日、
また、Londonはもちろん初来日で、
唯一Scotのみが、Paul Gilbartの2003年Japanツアー以来の最短来日となった。

来日の翌日08/06(金)がリハーサル、08/07(土)〜08/08(日)がサマソニ出演、
08/09(月)には離日という、5日間の短期スケジュールではあるものの、
メンバーは、「明日は、メンバー4人で「破壊」というTATTOOを入れるぞ!」と意気込む

空港から移動したバンド御一行は、
途中、幕張会場にて機材チェックのクルー2名を降ろし、そのままホテルへ、
首都高で渋滞にハマったものの、ホテルには19時前には到着する。

今回のサマソニにTHE WiLDHEARTSが緊急出演することを知ったNikkiは、
「WiLDHEARTSが見たいので明日は早めに出かける」と宣言するも、
さすがにこの日は長旅の疲れと、時差ボケでダウン
(*この日はプロダクションミーティンのみ行なわれた模様)


2004/08/06
この日のバンドは、幕張でのサウンドチェック、
14:00にホテルのロビー集合で幕張に向かう。
(幕張でのサウンドチェックは16:30-17:30の時間にて行われた)
Nikkiは、同じくサウンドチェックに来ていた、
THE WiLDHEARTSのGingerと予定通り対面したが、
Gingerは、「ホンモノのニッキー?触ってもイイ!?」と言って感激していたそう(笑)

サウンドチェック後、バンドはホテルに向かうも、
レインボーブリッジで大渋滞、大幅に到着が遅れる。
この日、ホテルではメンバー4人に「破壊」という文字を彫る為に、
彫り師の「彫和歌」さんが待機していたが、
ニッキーは長時間の移動と時差ボケで疲労がピークに達し、目はうつろで泳ぎまくり...、
話をしていても目の焦点が合わずヤバメの状況だったとのこと(笑)
結局、この日は、London、Scot、Traciiは「破壊」を彫るも、
Nikkiは彫和歌さんへの挨拶もそこそこに、
「晩ご飯が冷めちゃうから戻るよ」と自室へ引き上げ、その後、ダウン(笑)


2004/08/07
BRIDES OF DESTRUCTIONとして、日本での初ステージ当日となった8/6。
まだ、時差ボケがあったのか、BRIDESご一行は朝早くからショッピングにお出かけ...
しかし、ホテルのロビー出発13:00のところ、なんと12:50にショッピングから帰還となり、
結局、バスに乗り込み、幕張に向かったのは14:00前!、
関係者さんは取材時間の変更を模索するなど大変だったそう(笑)

この日の取材は元ジュディー&マリーのベーシスト恩田さんとの対談(ベースマガジン)、
その他、ラジオインタビューが2本、テレビインタビューが2本、
ショウの後にはB!誌の取材も入っていたそう。
(*ショウの前には、会場でのサイン会も実施)

そしていよいよ「SUMMER SONIC 2004」、
東京会場(幕張メッセ HALL 4)「ROCK STAGE」にて、BRIDESの初来日公演が行われた。
(*サマソニ専属MCの前説付き(笑))

セットリスト
01. STFU
02. Natural Born Killer
03. Brace Yourself
04. Two Times Dead
05. I Got A Gun
06. Life...
07. Revolution
08. I Don't Care
--------------------
09. One More Reason (LA GUNS)
10. Rip And Tear (LA GUNS)
11. Live Wire (MOTLEY CRUE)
12. Knock 'Em Dead Kid (MOTLEY CRUE)
13. Shout At The Devil (MOTLEY CRUE)

Nikki、Tracii、London、Scotの4人それぞれが魅せるステージを展開、
特に、今回のハイライトと言うべき Londonは、
長い手足による、ステージ映えするアクションはもちろん、
ナチス風の制帽、白いファーのコート&ステッキ、
また、ソムリエ風スカート姿と衣装のバリエも多彩で、
その「ロックスター然」とした、強烈なたたずまいは、
来日公演を待ち望んでいた日本のオーディエンスに大ウケ!

また、ドラムスのScotがメイン・ヴォーカルをとる、
「HCTB」からのナンバー"Life..."も会場全員で大合唱となり、
さらにScotは、Tommy Lee脱退以降、一番「らしい」"Live Wire"を叩き、
Motleyファンにも、きっちりアピール。

ショウの後、彫和歌さんがホテルで待機するも、
取材やらを終えて、夜23:00頃に帰宿したニッキーは超疲労困憊。
もちろん「破壊」はキャンセル、そのまま就寝と相成った模様...
(*Traciiは古くからの友人と交友、London&Scotはそれぞれ自由に過ごしていたそう)


2004/08/08
バンドはこの日、ホテルを珍しく11:30オンタイムで出発、
羽田から13:30発JAL#1517便にて、次の公演地である大阪へと向かう。
ニッキーは時差ぼけも取れ、晴れ晴れしたとした表情で絶好調だったそう。

「SUMMER SONIC 2004」大阪会場(INTEX大阪 HALL 5)
「ROCK STAGE」

セットリスト
01. STFU
02. Natural Born Killer
03. Brace Yourself
04. Two Times Dead
05. Life...
06. Revolution
07. I Don't Care
--------------------
08. One More Reason
09. Rip And Tear
10. Piece Of Your Action
11. Shout At The Devil (with: Ginger/WiLDHEARTS)

東京公演で持ち時間を10分オーバーし、主催者側から注意を受けたバンドは、
この日のセットは、東京に比べ全体で2曲減で望む
(本編のセットリストから、"I Got A Gun"がカット)

ただし、実は、この指示にNikkiは激怒していたらしく、
ステージライトが全開になると同時に、マイクスタンドを思いっきり前方に蹴り飛ばし、
演奏中にも何度もマイクスタンドを蹴り倒し、あげくベース破壊時は、
モニターまでステージ下に蹴落とすという、近年まれに見る暴れっぷり...
予定されていたサイン会も急遽中止となりました

この日のNikkiは両膝に「破壊」のTattoo...じゃなく、ペン書きで登場(笑)
(*結局、来日中にNikkiだけは破壊Tattooを彫りませんでした)

この日のLiveは、Nikkiの意向でLiveレコーディングされていたそう


2004/08/09
バンドは皆で大阪城など、大阪の観光地をブラブラした後、
21:00頃の関空発のカンタス便にて、次の公演地 オーストラリアに旅立つ...

※その他、日本公演コボレ話
・今回のステージで見せた、華のある存在感で人気急上昇のLondon、
 実は彼、かなり視力が悪いらしく眼鏡を取ると、ほとんど周りが見えないんだそう(笑)
 ただ、それが逆に"恐いもの知らず"な状況を生み出すそうで
 大舞台になればなるほど、その真価を発揮するLondon!
 "Honeymoon From Hell" Tourの中では大きなステージの部類となるサマソのステージでも
 観客を魅了してくれたのは御存知の通り。

・大阪公演の翌日、バンド御一行は大阪城と通天閣にお出かけ、
 ただし、同行した方によると、その姿は完全に"観光外国人"と化していたそう(笑)

・東京公演におけるサマソニ出演者の面々は通常、
 MTVでのインタビューを、特設ブースで行うのが通例となっておりましたが
 ニッキーはこれを拒否し、MTVのビデオクルーをわざわざブライズの控え室に呼んで収録。
 (*理由は、ただ単に「ブースに出向くのがイヤだったから」(笑))
 また、このときは同時に複数メディアの取材も行われましたが
 ベースマガジンに掲載予定の、元ジュディー&マリーのベーシスト恩田氏との対談中は、
 Nikkiはムシャムシャと飯を食ってたとのこと(*実は腹が減って機嫌が悪かった(笑))

・今回の来日ではヘビィスモーカーぶりが目立ったNikki、
 ある時、タバコを持ちながらサインやら談笑やらをしているうちに
 Nikkiの右手のタバコは、みるみる灰柱に(しかも灰皿が無い場所)
 で、焦ったNikkiは、「ちょっと待って」と言うなり柱の隅へ行き
 あたりをチラと見渡し、サッとポイ捨て〜足でクネクネ!
 (*その仕草はカワイかったものの、ポイ捨ては厳禁!
 ちなみに同じような境遇のTraciiは、ちゃんと灰皿を探してロビーをウロウロしてました(笑))

・BRIDES再来日の可能性について聞かれたNikki、
 「すぐにでも戻ってきたいんだけど、とりあえずBridesの2nd作ってからだね。
 来年はMotleyも動くし、どうなるかな〜...
 あ、そういえば、Mickの替わりのギタリスト入れるかもだけど、どう思うよ?」との発言を残す。

・ちなみにNikkiは、Motleyのツアーが始まった場合は、
 BRIDESをオープニングアクトとして帯同させ、
 自分はダブルヘッダーでステージに上がるプランを考えているとのこと。


2004/08/13
当サイトの掲示板「Shut The Fuck Up」に、三度目のTracii Gunsからのメッセージが寄せられる

 [506] THANK YOU
 投稿者:tracii guns
 投稿日:2004/08/13(Fri) 13:03

 Thank you Osaka and Tokyo,,,,, we had a great time,,,,, and will be back :)

 Thanx, Tracii


2004/08/14
バンドは8/14のオーストラリアSydney公演を終え、
これにて、5月から続いたツアーをいったん終了。
この後は、追加でヨーロッパに再び赴く予定を示唆するものの、
まずはHome Sweet Home...本拠地LAでオフとなる。


2004/08/22
来日公演の音源がコレクターズCDとして出回る
(サマソニ東/阪会場を2枚組みにてフル収録、タイトルは「HAKAI」)


2004/08/27
「SUMMER SONIC 2004」の模様が、各局でオンエア開始される
(最初にオンエアされたMTVのサマソニ特番にて、
 いきなり楽屋の植木に向かって立ちションするTraciiが映り、騒然となる(笑))

・08/27 MTV Japan 「SUMMER SONIC 04」エクスプレス(速報版)
 : インタビュー & "I Don't Care"(未完奏)
・08/28 MTV Japan 「SUMMER SONIC 04」ダイジェスト特集
 : "I Don't Care"
・09/10 大阪ABC朝日放送 「SUMMER SONIC 04」
 : "Shut the Fuck Up"(大阪会場/未完奏)
・09/18 MTV Japan 「SUMMER SONIC 04」完全版
 : "I Don't Care"(ダイジェストと同じ内容)
・09/21 フジテレビ(地上波) 「SUMMER SONIC 04」
 : "I Don't Care"(MTVと同じ映像/未完奏)
・09/22 フジCS(ch721) 「FACTORY - SUMMER SONIC 04 [ROCK STAGE」
 : "Natural Born Killer", "Two Times Dead", "I Don't Care"(MTVとは若干カメラワークが違う)
・09/26 スカパーCS272 「PARTYDUDE」
 : Nikki&Traciiのショート・コメント
・10/03 テレビ朝日 「SUMMER SONIC 04」
 : "I Don't Care"(MTVと同じ映像/未完奏)
・10/10 ch731 MUSIC ON! TV「HANG-OUT」
 : インタビュー & "I Don't Care"(未完奏)


2004/08/30
「CHROME HEARTS MAGAZINE」 vol.5、
同梱付録CDに、"I Don't Care"が収録される。


2004/09/10

MOTLEY CRUEの2000年発売のアルバム「NEW TATTOO」で、
ソングライターとして活躍したJames Michael が、
「先週、Nikki Sixx、Tracii Guns、Scot Cooganの4人でMOTLEYの曲作りをし、
3曲のデモを録音したよ」と語る。

また、その数日後にはラスベガスでVince Neilがデモのレコーディングに参加し、
既に4曲の録音を済ませたとのNewsが出回る。
Nikkiは「Vinceの声はやはり素晴らしい!」と、感想を漏らすものの、
同時に「ここ最近、BRIDESのため、MOTLEYのために何曲か作ったけど、
公式なリリース予定はまだ無いんだ、"まず音楽ありき"なんだよね」とも語る。


2004/09/20
「BASSマガジン」09/20発売号(10月号)発売、
サマソニ来日時のNikkiのインタビュー掲載。


2004/10/05
「BURRN!」10/05発売号(11月号)発売、
サマソニ来日時の、メンバー全員参加インタビューと来日秘話。


2004/10/18
Tracii、自身のサイトにて来年のBRIDESについて語る
「来年はNikkiがMOTLEY CRUEの活動で忙しくなりそうだけど、活動は続けたいと思っている。
その場合はStevo(BRIDESの1stのプロデューサーであるStevo Bruno)を迎えてツアーをしたいけど
3人でツアーに出た場合のバンド名(案)は、「Tracii Guns' Cockstar」か「The Stupid Fucks」かな?(笑)
BRIDESの持ち歌・新曲や、L.A.GUNSのHitナンバーで構成できればいいね」

また、今現在のTraciiの近況としては、
「アメリカの女性シンガー Stella Soleilの為に、
L.A.GUNSの"Ballad Of Jane"のinsane versionをレコーディングして、
BACKYARD BABIESのニッケとデュエットさせるべく計画中」と語る(*わけわからん(笑))
あと、11月18日からは、Gilby Clarkeのショウで南米をツアーすることも表明する。


2004/11/02
London、翌年の1月〜2月にかけて、BRIDES再来日の可能性について示唆する
時期的に、(当時開催されていた冬フェス)「ソニックマニア」への出演かと噂が出るが、
結局は実現は無し。


2004/11/17
MOTLEY CRUEのオフィシャルサイトがリニューアルされ、
さらに、本格的な活動再開を見据えてかのごとく、ファンクラブ組織が再整備される。



2004/11/25
各メディアから発信/リークされる情報により、MOTLEY CRUEの再始動が決定的となり、
この頃からNikkiはBRIDESでの活動(に関する発言も)を控えるようになる...

以下、この時期のメンバーの近況をまとめたもの...

<Nikki>
MOTLEY CRUE復活関連のお仕事と、
自伝本「The Heroin Diaries」に添付されるCDの曲作りで忙殺中
とりあえずBRIDESのことは放ったらかしの模様(笑)

<Scot>
10月下旬〜11月始めにかけてオーストラリアに2週間のバケーション
現在はアメリカに戻っており、日々知り合いとジャムったりして過ごしてるそう

<London>
Londonも10月はセブ島にバケーション。
帰国後はTraciiと一緒にBRIDESの曲作り等々の日々、
ちなみに、この時に書いていた曲のタイトルは"Criminal"。

<Tracii>
既報どおり、11月の中旬はGilby Clarkeのショウで南米をミニツアー
ちなみにセットリストはこんな感じ
・Motorcycle Cowboys
・Brown Sugar
・Under the Gun
・Monkey Chow
・Black
・Never Enough
・Its So easy
・Ballad of jayne
・Welcome To The Jungle
・White horses
・Cure me Or Kill Me
・Tijuana jail

で、既にTraciiの中では、来年のBRIDESはNikki抜きで活動することは決まっている模様で、
12/1からTracii、London、Scotに、ベーシストとしてStevoを加えたメンツにてリハーサル開始、
来年初頭からはUSツアー開始の予定であることを、改めて表明する。


2004/12/03
オリジナルメンバーで再始動したMOTLEY CRUEの新曲、"If I Die Tomorrow"が公開される
また、大規模なツアーを含む再始動プロジェクトも発表され、
Nikkiは一気にMotleyの活動に専念することになる。


2004/12/04
MOTLEY CRUEの新曲 "If I Die Tomorrow"を聞いての、Tracii Gunsの感想...

「断っておくが、オレは世界で一番のMotleyファンだ
 ただ、今回のMotleyの新曲は最悪も最悪、Vinceの声は悪くないのに
 彼ら(Motley)が、なぜこんな最低な曲をVinceに歌わせてるのかオレにはわからないね。
 もちろんオレはNikkiの親友だけど、これには付いていけないよ...
 考えてもみなよ、もしオレがこの曲をBRIDESに持ちこんだら、オレ速攻でクビだよ!(笑)
 
 ま、Nikkiは今、自分の思うとおりに事を進めているようだし
 友達であっても、それぞれの言い分を聞くとは限らないけど...
 とりあえず、オレは他の曲に期待だな」

と、いきなりTraciiの辛口コメントを表明する(笑)
(*Londonは、そんなこと構い無しに「MOTHER LOVE BONE サイコー!」と盛りあがっていた(笑)


※少々言い過ぎの感はあるものの、
このMotley新曲は聞く人によって賛美両論が分かれていたのも確かであり、
この時点では、Traciiの発言も、単純に一つの辛口コメントとして受け止められていた...
(*Traciiのグチの理由は、今回の新曲で自分のギターではなく(もちMickでもなく)、
 DJ Ashbaのギター・プレイが使われている(という噂)への、
 嫉妬によるものだとのジョークも飛び交っていた(笑))


2004/12/08
元PANTERA/当時DAMAGEPLANのギタリスト Dimebag Darrellが、
演奏中に射殺されるという事件が起こる
BRIDESのツアーで訪れたロンドンで、ダイムバッグダレルと意気投合し、
メタルハマー誌の表紙を共に飾るなど親交を深めていたNikkiは、次のようなコメントを残す...

「Dime,i will never forget all the times you made us laugh.
 Im so happy we got to spend the day together in london recently..
 we should all live our lives as full as you have.
 I will miss you,as will all of us...This is a sad day. 」


2004/12/13
Honeymoon is Over...
Motley再始動を前後として、BRIDES内に内紛勃発!
発端は、先にふれたTraciiのMotley新曲批判ではあるものの、
この時期を境に第一期BRIDESは終焉を迎えることになりました...
(以下、事の成り行きをダイジェストにまとめました)

海外のWEBサイト上に掲載された、TraciiのMotley新曲批判!を目にして怒ったNikki、
なんと、Tracii Gunsの名前(Login Name/ハンドルネーム)を
BRIDESオフィシャルサイト出入り禁止処分にしてしまう...
そして、よせばいいのに、それをまたTraciiが他所のサイトで
「Nikkiがオレを出入り禁止にしたー!」と公表し、さらに火に油を注ぐことに...

今度はNikkiがMotleyオフィで「余計なことしてくれてアリガトよ!、
 でもオレは何も知らないぜ〜、オレはBRIDESに居ないからな!」とやり返し、
さらにまたTraciiが、「Nikkiは嘘を言っている」とやり返すという
まさにトホホな展開となっていく...
(と、ここまでは12/3〜12/6頃のお話)

その後、Nikkiは12/6のMotley再始動アナウンスと共にフル回転、
Traciiからも、この件については何ら続報が無いと言う状況となり、
どう見てもバンドは崩壊!(*キーマン2人が仲違い)
BRIDESファンから見れば、最悪の状況となる...

が...その数日後(12/9)、
オフィシャルBBSにてTracii、ちゃっかり復帰!(しかも別ハンドルネームで!(笑))

しかも「オレは戻ったぜ!、いんやぁ〜、干されちゃってたからさ〜
 あ、もうRed, White, and Blueについてはナンにも言うこと無いぜ(笑)」
(*Motleyの新譜「Red, White and Crue」に引っ掛けたジョーク)

ただし、Nikkiはというと、その後BRIDESオフィシャルにて(12/10)
「オレはBRIDESを誇りに思っているし、オレはプレイヤーとしてTraciiを尊敬している
 不用意な発言をしたTraciiには失望したが、オレはMotleyと同じようにBRIDESにも魂を注いでたし
 彼等にはオレ抜きでも前に進んで欲しい、
ただ、オレのこの後の12ヶ月はMotley Crueさ(先のことはワカラン)」

と、事実上の脱退宣言とも取れる発言をし、
ここに第一期BRIDESは終焉を迎えることになる...

Traciiはその後「NikkiがMotleyを終えて戻ってくるのを祈ってる、
 それまでは3人+新しい人材でリハもツアーもする」と語り、
BRIDES OF DESTRUCTIONを、今後も存続させることを表明する。


2004/12/16
その後のTracii語録...

「LondonとScotと話し合って、BRIDESを始動させることにした、
 Nikkiの穴を埋めれるヤツを得たと確信できるまで、時間がかかったっていいさ。
 周知のとおり、Nikkiはバンドを離れるし、そのまま戻ってこない可能性もある、
 だから、新しいベース・プレイヤーは、一時的なメンバーではあるものの、
 正式メンバーにもなれるヤツってことを念頭に選ばなきゃいけないね」(12/13)

事の成り行きが落ち着き、TraciiはNikki抜きでの活動再開を改めて宣言!
ただし、既に曲は書きあがっているものの、
上記のように新メンバー選考は慎重に進めたい意向ではあるよう...

ただ、Traciiの中では、既に4人ほど候補がいてコンタクトを取っているとのこと、
また、自ら売り込むベース・プレイヤーの受付は、まだまだ歓迎!とのメッセージも残す。


2004/12/25
Londonのクリスマス書き込み(12/24)
「wishing everyone happy holidays.
 and a little let in on some info: soon time to record.」

一連の騒動の中、沈黙を守っていたLondonが、
来るべき新年に向けて、ヤル気になっているメッセージを残し、
BRIDES OF DESTRUCTIONにとって、波乱の2004年は終了する...



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