Motley Crue - History 1999

※Motley Crueのバンド・ヒストリーを年代別に網羅！

1999 Tommy Lee、ソロ・アルバムのレコーディングを開始。LIMP BIZKITのFred Durst , BEASTIE BOYSのMix Master Mike, Kid Rockなど多くのゲストが参加。

1999 Nikki Sixx、自身のレーベル「Americoma」の活動が本格化。サイド・プロジェクト「1958」もアルバム・リリースに向けて準備が進められ、先行してアルバム・タイトルが「DIET FOR A NEW AMERICA」と決定される。

1999/02 年末・年始のブレイクを挟んで、「GREATEST HITS」リリースに伴う北米ツアー2ndレグがスタート （2/10-3/28まで）。ステージ演出のため2人のストリッパー役のダンサーが登場する （このツアーに参加したダンサーJozie Di Mariaは、以後の幾つかのツアーを通じて起用されることとなる）。2ndレグのサポートはNOISE THERAPY（ノイズ・セラピー）。

1999/03/17 ツアー終了まで数公演となった日のラスベガスの空港にて、VinceとTommyが殴り合いのケンカ （「先にTommyが絡んできた」, 「（執行猶予中で）手が出せないことを知っててVinceが挑発してきた」と、互いに言い分は食い違うが、Nikkiいわく「ガキのケンカ」）。 ただし、Nikkiの仲裁にも関わらず2人は互いに非を認めようとせず、Tommyは脱退を宣言。何とか最後までツアーを続けることには同意するが、自分一人のツアー・バスと楽屋を要求。

1999/04 Tommy Lee、前妻Pamelaとヨリを戻す。法律上は離婚状態ながら結婚していた頃と同じような関係となる （その後、2000年初頭に再び別れる）。

1999/04/29 Tommy Lee、Motley Crueからの脱退を正式に表明。 脱退理由は「妻Pamelaおよび子供と過ごす時間を増やすため。また自身のソロ・プロジェクト「METHODS OF MAYHEM」の活動に専念するため」

1999/05 Motley Crue、Tommyの後任として元OZZY OSBOURNEバンドで、かつてVinceのソロ・バンドにも参加していたRandy Castillo（ランディ・カスティロ）をドラマーとして迎え入れる。 （当初は、当時GUNS N' ROSESを脱退していたMatt Sorumが候補に挙げられたが、Mattは再結成CULTに参加するため、この話を断っている）

SUPERSONIC AND DEMONIC RELICS

1999/06 既存のオリジナル・アルバム（全7枚）をボーナス・トラックを追加のうえデジタル・リマスターし、さらに新規コンピレーション・アルバム1枚を加えた全8枚を"CRUCIAL CRUE（ミレニアム・シリーズ）"として新たに再リリース。

1999/06/29 CRUCIAL CRUE（ミレニアム・シリーズ）の1枚として、新規コンピレーション・アルバム「SUPERSONIC AND DEMONIC RELICS」をリリース。プロモーション用に"Teaser"がシングル・カットされる （同曲はTommy Bolinのカヴァーで、1989年にレコーディングされたもの）。 　→ アルバム詳細

1999/06/29 ■CRUCIAL CRUE - North America Tour (1999/06/29 - 1999/09/06) "CRUCIAL CRUE"リリースに伴う北米ツアーがColumbia, MD (Merriweather Post)からスタート。ツアー・タイトルは「Maximum Rock Tour」と題され、SCORPIONS（スコーピオンズ）とのダブル・ヘッドラインによるフェスティバル形式のツアーとして行われた。サポートは当初Nikkiのレーベル「Americoma Records」に所属のFLASH BASTARD（フラッシュ・バスタード）であったが、途中降板により残り日程はLAIDLAW（レイドロウ）が務めた。 ＜1999/07/03 - Hartford, CT (Meadows Music Theatre) 01. Shout At The Devil 02. Girls, Girls, Girls 03. All In The Name Of ... 04. Looks That Kill 05. Wild Side 06. Live Wire 07. Home Sweet Home 08. Don't Go Away Mad (Just Go Away) 09. Red Hot 10. Too Young To Fall In Love 11. Same Ol' Situation (S.O.S) 12. Primal Scream 13. Kickstart My Heart 14. Dr. feelgood --- ENCORE --- 15. Teaser 16. Anarchy In The U.K.

1999 Tommy Lee、METHODS OF MAYHEMのソロ・プロジェクト名にて、MCA Recordsと契約を交わす。 また9月9日にNew Yorkで行われた「MTV Video Music Awards」の会場に、前妻Pamela Andersonと共に登場。Tommyはトレンチ・コート（の下は、全裸）と帽子という格好で現れ、物議を醸す。

1999/09 Nikki Sixx、サイド・プロジェクト「1958」のバンドとしてのラインアップが、David Darling (Vo, G), Nikki Sixx (Vo, B), Steve Gibb （(G), Bucket Baker (Dr) となったことを発表。あわせてグループ・ショットの撮影が行われる。

1999/10/14 ■CRUCIAL CRUE - Japan Tour (1999/10/04 - 1999/10/15) 来日公演、福岡（福岡市民会館）公演を皮切りに全9公演で行われる。日本ツアーのみツアー・タイトルが「Welcome To Freakshow」と題される。 ＜1999/ 10/ 08 - 東京（ZEPP TOKYO）＞ 01. Shout At The Devil 02. Girls, Girls, Girls 03. All In The Name Of ... 04. Wild Side 05. Girls, Girls, Girls, 06. Home Sweet Home 07. Don't Go Away Mad (Just Go Away) 08. Live Wire 09. Too Young To Fall In Love 10. Same Ol' Situation (S.O.S) 11. Primal Scream 12. Kickstart My Heart --- ENCORE --- 13. Dr. Feelgood 14. Anarchy In The U.K.

1999/10/21 アメリカのケーブルTV局VH1の番組「VH1 Hard Rock Live」でのオンエア用として、New YorkのSony StudiosでLiveショウを行う。セット・リスト終盤の"Teaser" は、「Maximum Rock Tour」においても曲中にMickのソロをフィーチャーするスタイルでプレイされていたが、このNY公演では全公演で最長級となる約7分におよぶ長尺ギター・ソロが展開される。

1998/10/26 Nikki Sixx、自身のレーベル「Americoma」から、Nikki自身がプロデュースを手掛けたLAIDLAWのアルバム「FIRST BIG PICNIC」をリリース。

1999/11/23 ライブ・アルバム「LIVE : ENTERTAINMENT OR DEATH」リリース （日本盤は11/10に先行発売）。 　→ アルバム詳細

1999/11 Motley Crue、2000年リリース予定のNewアルバムに着手。Nikkiは曲作りを開始。

1999/12/07 Tommy Lee、ソロ・プロジェクトMETHODS OF MAYHEMのアルバム「METHODS OF MAYHEM」をリリース。プロデュースはTommy Leeと、Motley Crueのアルバム「GENERATION SWINE」を手掛けたScott Humphrey。1stシングルは"Get Naked"。 相棒となるTiLo（ティロ）は、ミクスチャー・ロック系バンド(hed)p.e.（※(ｈed) Planet Earth、Hed PEと表記される場合もある）のツアーに一時期参加していたラッパー。

≪1998　1999　2000≫